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ハナマルキ、塩こうじをアスリートに サッカー元代表と

味噌・醸造品のハナマルキ(長野県伊那市)は8日、調味料「液体塩こうじ」を使った食事がアスリートの腸内環境に与える影響の研究を始めると発表した。サッカー元日本代表の鈴木啓太氏が創業したスタートアップ、AuB(オーブ、東京・中央)と提携し、駅伝選手の体調への影響を調べる。将来的に塩こうじの販促などに生かしたい考えだ。

記者会見するハナマルキの平田伸行常務執行役員(左)、AuBの鈴木啓太社長(中)ら(8日、東京都中央区)

「塩こうじの新たな可能性を追求したい」。ハナマルキの平田伸行常務執行役員は都内で開かれた記者会見で意気込んだ。塩こうじなどの発酵食品は腸内細菌の活性化が期待されるという。

4月から約3カ月間、箱根駅伝を目指す慶応大競走部の20人の選手を対象に実験する。合宿所で生活する13人に、さんまの竜田揚げ、イカとレンコンのマリネといった塩こうじを使ったメニューを提供。それ以外の選手との違いを調べる。

アスリートの便から腸内環境や競技力への影響を調べるAuBが実験結果を分析する。便に含まれる腸内細菌の多様性や、アンケートによる体調の変化を調べる。AuBの鈴木社長は「実験はアスリートの食事やコンディションへの意識を高めることにもつながる」と話す。

ハナマルキの売上高は約200億円。通常の味噌汁に使う味噌は個食化の影響などで伸び悩む一方、即席味噌汁や塩こうじが伸びている。塩こうじ事業の売上高は2018年に10億円を見込む。従来の主婦や働く女性だけでなく、学生やアスリートにも顧客層を広げ、5年後には30億円まで伸ばす計画だ。

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