2018年4月22日(日)

持久力筋力乏しい中学生、生活習慣病の危険増

ヘルスケア
北関東・信越
2018/3/7 22:30
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 新潟大学の曽根博仁教授らと阿賀野市は、筋力と持久力がともに低い中学生は生活習慣病にかかる危険性が高まるとの研究結果を明らかにした。心筋梗塞や脳卒中にかかる恐れが増す「代謝異常」のリスクは、筋力・持久力の高い中学生に比べ4.3倍になるという。成長後の健康増進には少年期の体力づくりも重要だと提言した。

 研究は同市の中学生993人を対象に実施。持久力や筋力などに関わる体力テストの結果と、市で独自に実施している血圧や血液検査などの結果との関係を調べた。

 持久力と上肢筋力の両方が低い生徒と高い生徒を比べた。血中の中性脂肪や体格指数(BMI)、血圧などから換算する代謝異常のリスク値が、低い生徒は高い生徒の4.3倍だった。下半身の筋力と持久力の高い生徒とも3.2倍の開きがあった。ある程度持久力があるとリスクは高まらない。

 少年期や青年期の代謝異常は大人になっても持ち越され、生活習慣病になる懸念が強まる。今後は睡眠時間や朝食の有無や代謝異常の関係なども調べる方針だ。

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