2019年8月23日(金)

金正恩氏が韓国特使と会談 韓国側、米朝対話促す

2018/3/5 22:18
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【ソウル=山田健一】韓国大統領府は5日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が同日午後6時(日本時間)から平壌で会談し、晩さん会に臨んでいると発表した。韓国側は会談で、米国が求める北朝鮮の非核化実現に向け、米朝対話に応じるよう北朝鮮に促すとみられる。核開発に固執してきた金委員長がどう応じるかが注目される。

金正恩委員長(2017年12月23日、平壌)=コリアメディア提供・共同

金委員長が2012年に最高指導者になって以降、韓国高官と会談したのは初めて。特使の一行は5日午後2時50分頃、空路で平壌に到着。宿泊所に立ち寄った後、金委員長と会談し、文大統領の親書を手渡したもようだ。6日午前1時時点で韓国、北朝鮮から会談結果に関する発表はない。

韓国政府は特使が、平昌冬季五輪の開幕に際し北朝鮮が金正恩委員長の実妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長を韓国に送ったことの答礼と位置づける。

特使団は大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を首席とする5人で構成。過去2回の南北首脳会談に携わり、北朝鮮通とされる情報機関、国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長を含め、閣僚級2人の異例の態勢で会談に臨んだ。6日に韓国に戻る予定。

北朝鮮入りに先立ち記者会見した鄭氏は「五輪を機に生まれた南北関係改善の流れをいかし、朝鮮半島の非核化と平和に向けた大統領の確固たる意思を伝える」と述べた。一方、非核化前提の対話には応じないとする北朝鮮が、核問題と切り離した南北対話などを持ち出すことも予想される。

鄭氏と徐氏は帰国後に訪米する見通しだ。訪朝結果をトランプ米大統領に直接説明することも検討している。韓国政府関係者は日本や中国にも「適切な方法で説明する」と述べた。

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