LNGスポット価格上昇 パプアニューギニア地震で

2018/3/5 20:15
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南太平洋のパプアニューギニアを2月末に襲った地震の影響で、液化天然ガス(LNG)のスポット(随時契約)価格がアジア市場で上昇した。同国で米エクソンモービルが主導するLNGプロジェクトが生産を停止。スポット市場で代替調達の動きがあり、相場を押し上げた。

スポット価格は100万BTU(英国熱量単位)あたり8ドル台後半で推移している。暖房需要の一服で1月から下落していたが、2月中旬に付けた安値に比べ1割高い。

エクソンモービルは5日、2月26日の地震の被害について「復旧と生産回復に約8週間かかる」との見通しを表明した。同プロジェクトのLNG生産量は年790万トン(2016年)。日本や中国のエネルギー大手が長期契約で購入している。「スポットの買いが急に集まる状況ではないが、動向を注視したい」(東日本の電力会社)との声が出ている。

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