「旗艦機種の画像センサーを外販」 サムスンの半導体トップが表明

2018/3/5 14:46
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【ソウル=山田健一】韓国サムスン電子の半導体部門トップ、金奇南(キム・ギナム)社長は、世界で16日から順次発売する新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS9」に搭載する画像センサーを外販すると表明した。メモリーの成長鈍化をシステムLSI(大規模集積回路)で補う戦略とみられる。

金氏は「顧客が望むなら、S9の超高速カメラの画像センサーをいつでも販売する」と述べた。スペインのモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」の開催中に韓国メディアの取材に答えた。

「S9」は昨春の「S8」に代わる旗艦機種。1秒間に960フレームを撮影できる「スーパースローモーション」機能が売りで、画像センサーは同機能の中核を担う。花に止まったミツバチが飛び立つ瞬間など「従来では難しい場面を鮮明に写すことができる」(関係者)という。

サムスンの半導体部門は、2017年12月期に営業利益が前の期の2.5倍強と大幅に拡大。だが、今期は減速が避けられない見通しだ。2月にシステムLSIの受託生産工場の新棟建設(投資額約6400億円)を発表するなど非メモリー部門の強化を急いでいる。

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