2018年6月24日(日)

中国、18年の成長目標6.5%維持 国防費は8.1%増

習政権
2018/3/5 9:45
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 【北京=小高航】中国の第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の第1回会議が5日午前9時(日本時間同10時)、北京の人民大会堂で開幕した。李克強首相による演説では、2018年の経済成長率目標を17年と同じ「6.5%前後」に据え置き、量から質への転換を重視する姿勢を鮮明にする。国防費は前年比8.1%増の1兆1000億元(約18兆4500億円)とする。

全人代が開幕し、政府活動報告をする李克強首相(5日午前、北京の人民大会堂)=三村幸作撮影

全人代が開幕し、政府活動報告をする李克強首相(5日午前、北京の人民大会堂)=三村幸作撮影

 習近平(シー・ジンピン)国家主席(総書記)が率いる最高指導部は、17年10月の共産党大会を経て2期目に入った。習氏が掲げる「小康(ややゆとりのある)社会」を20年までに実現するため、生活水準の向上や格差の是正を優先する姿勢を明確にする。

 17年の経済成長率目標は「6.5%前後」だったが、世界経済の回復で輸出が好調だったほか、党大会前の景気刺激策もあり実際は6.9%と7年ぶりに前年水準を上回った。ただ企業や個人の借金依存といった課題も鮮明になっている。

 全人代は中国の国会に相当し、地方の代表らがその年の政府の施政方針を示す政府活動報告や予算案などを審議・承認する。開催は年に1度。同時期に開く国政助言機関の全国政治協商会議(政協)と合わせて「両会」と呼ぶ。今年の会期は20日まで。

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