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米資産運用最大手のブラックロック、銃関連投資回避を提案

(更新)

【ニューヨーク=伴百江】米資産運用最大手のブラックロックは2日、顧客投資家に銃関連投資の回避策について提案を始めたと発表した。銃メーカーや販売店の株式を排除した上場投信(ETF)への投資推奨や新たに銃関連投資回避に特化した株式指数の提供も検討していると表明した。

銃規制の強化を求める世論が強まるなか、運用資産総額6.3兆ドル(約670兆円)と世界最大の会社として市場に与える影響の大きさを考慮し、銃関連企業への投資姿勢について顧客と対話を続ける姿勢を示した。

ブラックロックは総額1.6兆ドルの(運用担当者の采配で投資する)アクティブ運用ファンドで銃メーカーの株式には投資していない。しかし残り4.7兆ドルの(株式指数ベースに投資する)パッシブ運用ファンドは、他社が組成した指数によるファンドやETFを通じて銃関連会社に投資している。

インデックス運用を通じて米3大銃メーカーのアメリカン・アウトドア・ブランズ、ビスタ・アウトドア、スターム・ルガーの大株主でもある。インデックス運用は、同社の運用担当者の采配では銃投資を回避することができないため、顧客の投資家に銃メーカーを排除したETFや指数ファンドへの投資を提案している。

これまでも社会的責任投資(SRI)の一環として、たばこメーカーやカジノ会社などと並び、銃メーカーへの投資を避けるETFを販売してきた。今後は、新たに銃メーカーと銃を販売する小売店の株式投資回避に特化した指数を、社外の指数組成会社と協力して設定することも検討する。

ブラックロックではフロリダ州の高校での銃乱射事件を受け、顧客投資家に加え、銃メーカーや小売店の経営者にも連絡をとり、銃の流通システムや販売方法、銃の安全性確保の方策など銃乱射事件を未然に防ぐための事業上の対応について対話を進めている。

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