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世界的拠点・高度人材養成・職業教育 大学機能3分類

文科省が枠組み案

文部科学省は大学ごとに機能を分ける枠組み案を、2日の中央教育審議会で示した。「世界的研究・教育の拠点」「高度人材の養成」「実務的な職業教育」の3種類に分類。少子化で経営環境が厳しくなるなか、私立大も含めて大学ごとの特色を明確にし、教育・研究の質向上や、他大学との連携を促す。

大学や大学院の将来像を議論する中教審の部会で示した。今後議論を進め、6月までの中間報告に盛り込む。文科省は16年度から国立大学を3つの類型に分け、改革に取り組む大学に補助金を重点的に配分している。700校近い公立・私立大に対しても枠組みを設け、機能分化を促す。

3種類には、それぞれ教育や研究のイメージも盛り込んだ。「世界的研究・教育の拠点」となる大学は世界でも卓越した研究力をめざす。博士課程を含む大学院を中心に、高度人材の留学生も呼び込み、国をリードする人材を育てる。

「高度人材の養成」を担う大学は学士から修士課程を中心に、各分野を先導する研究や人材育成をめざす。最新技術などを学び直したい社会人の受け入れも想定する。

「実務的な職業教育」をする大学は学部中心で、地域の課題に対応する実務能力の高い人材を育てる。都心の総合大学と比べて経営力が弱い小規模大の場合、大学同士の連携によって教育課程や設備の共有を促す。

2日の部会では委員から、「わかりやすい分類の基準を設けるべきだ」「大学が別の区分に移れるような流動性も必要」といった意見が出た。

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