「アートの島」前面に新船 四国汽船のフェリー、船内に催事空間

2018/3/2 21:54
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四国汽船(香川県直島町)は高松港―直島・宮浦港などで定期運航するフェリーを新造船し、16日から就航する。船内中央に芸術企画や生演奏など各種イベントを展開できる空間を確保し、船旅を楽しんでもらう。2019年の瀬戸内国際芸術祭や20年の東京五輪をにらみ、アートの島・直島の活性化に一役買う。

昇る太陽をイメージしているフェリー「あさひ」

新船「あさひ」は14億円かけて藤原造船所(愛媛県今治市)が建造した。現行船が就航から約20年たって老朽化したため刷新する。全長74メートル、幅15メートル、総トン数987トン。定員は500人で、バス12台または乗用車61台を積載できる。燃費効率の高い省エネ構造を採用している。

船内には新進気鋭の作家の絵画や彫刻を展示し、新たな試みとなるフリースペースではワークショップやコンサートなどを企画する。ホームページなどで案内するとしている。乗船料は変えず、体験イベントなどでは参加料を検討する。

船内全体はホテルのロビーのような空間をイメージした。瀬戸内海を見渡せるビューシートや、女性用に化粧直しのカウンターも用意。訪日客向けに案内表示や船内放送は4カ国語対応にした。

四国汽船は直島を中心に5航路を持ち「なおしま」などフェリー・小型船の計6隻を運航する。あさひは10日に宮浦港フェリー桟橋で一般向けの内覧会を無料で開く。

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