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「明治150年」で相次ぎ記念事業 都内自治体

2018年が明治維新から150年の節目になるのを受け、東京都内の自治体が相次ぎ記念事業を展開する。台東、墨田両区は江戸無血開城に尽力した西郷隆盛と勝海舟にちなんだ街歩きツアーを計画。文京区はかつての大名家の現当主を招いた交流イベントを開く。歴史や文化を通じて東京の魅力を再発見してもらう狙い。

「上野の西郷さん」も街歩きツアーに一役(東京都台東区)

維新の中心人物だった西郷や勝と縁が深い台東、墨田両区は「江戸を守った男たち」をテーマにした共同事業を検討中。「上野の西郷さん」と親しまれる上野恩賜公園の西郷の銅像と、勝の出身地である墨田区に建つ勝の銅像を結ぶ街歩きツアーを秋ごろに開く。

勝が晩年を過ごした大田区では勝海舟記念館の建設工事が進む。勝が別邸を構えた洗足池のほとりにある国登録有形文化財「旧清明文庫」を保存・活用し、勝の没後120年を迎える19年に開館する予定だ。

開館に先立って18年度には、工事現場の仮囲いのパネルを使い、勝の足跡を絵や文章で紹介。勝をテーマにしたシンポジウムも開く。同区は維新150年と記念館開館を合わせて周知する考えだ。

18年度に「殿様サミット」を実施するのは文京区。江戸時代に加賀藩の前田家や肥後藩の細川家などが屋敷を構えていたことから、ゆかりの大名家の現当主3~4人を招き、各種イベントを行う。

全国から大学生グループを募り、当時の大名家が今の文京区エリアでどのように活動していたかなどを調査・研究するプロジェクトを計画。審査会で選んだ3グループ程度がサミットで成果を披露し、現当主が最優秀賞を決める。各大名家が領有していた地元の特産品も販売する予定だ。

東京都も今秋をめどに「東京150年」の記念イベントを浜離宮恩賜庭園(中央区)で開催。空間に映像を映し出す「プロジェクションマッピング」など最新技術を使い、東京の魅力を訴える。

かつて動物園など都の施設に無料で入場できた「カッパバッジ」の復刻や江戸東京博物館などでの企画展、小学生に100年後の東京を描いてもらう絵画コンテストも計画。小池百合子知事は「東京に愛着を感じてもらい、20年五輪への機運の盛り上げにも活用したい」と語る。

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