長野、小平選手など金メダリストに県民栄誉賞
阿部守一長野県知事は2日、平昌冬季五輪で金メダルを獲得した県出身、もしくは県で働くなどゆかりのある選手に県民栄誉賞を授与すると明らかにした。

対象はスピードスケート女子の小平奈緒選手(相沢病院、茅野市出身)、菊池彩花選手(富士急、南相木村出身)、高木菜那選手(日本電産サンキョー)の3人。同賞の受賞はこれまで2015年の指揮者、小澤征爾氏のみだった。
県民栄誉賞は15年に創設した。阿部知事は記者団の取材に「県民に大変な希望を与えた」と授与の理由を述べ「(金メダルが決まった瞬間は)テレビの前で思わず万歳を叫んだ」と語った。授与式の日取りはまだ決まっていない。
ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗選手(北野建設)にはスポーツ特別栄誉賞を贈ることを決めた。そのほか、平昌五輪に出場した県勢23人にスポーツ栄誉賞を授与する。