2018年9月22日(土)

ユーチューバー事務所VAZ、ドワンゴなど11億円出資

スタートアップ
2018/3/2 16:26
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 動画共有サイトへの投稿で収入を得る「ユーチューバー」のマネジメント事務所、VAZ(バズ、東京・渋谷、森泰輝社長)は2日、第三者割当増資で総額11億5200万円を調達したと発表した。事業会社やベンチャーキャピタル(VC)など21社・個人が引受先となり、ホリプロなどの既存株主に加えドワンゴなども新たに出資した。VAZは調達資金でユーチューバーの支援を拡充し、新規事業である就職支援サービス「バズキャリア」の成長投資に充てる。

VAZの森泰輝社長は就職活動支援に事業の幅を広げている

 今回は資金調達ラウンドの「シリーズC」にあたり、2017年6月から18年3月まで実施した。既存株主からはホリプロ、読売テレビエンタープライズ(大阪市)、コロプラの投資子会社コロプラネクストが出資。新たな株主として事業会社はドワンゴ、共同ピーアール(PR)、フリークアウト・ホールディングスパーソルホールディングス傘下のVCなど、VCはオプト子会社のオプトベンチャーズ、みずほキャピタルなどが加わった。個人投資家8人も出資した。

 VAZは若者中心に人気のユーチューバーが販促などをする「インフルエンサーマーケティング」が主力事業。共同PRとは具体的な提携内容まで合意済みで、VAZのマーケティング手法を共同PRの顧客も使えるようにし、まず地方活性で協力する。また17年10月に始めたバズキャリアを共同PRの顧客企業に紹介してもらう。

 その他の提携先との関係について、森社長は「ドワンゴは若者文化に近い点で当社のクリエーターとの相性がよい。パーソルは当社の経験が少ない人材ビジネスで、フリークアウトとは広告での協力を検討したい」と語っている。

 国内のユーチューバー事務所ではUUUM(ウーム)が最大手で、昨年8月に業界で先駆けて東証マザーズに上場した。VAZも上場を視野に入れているとみられ、未上場のうちに幅広い株主を集め就職支援なども含めた事業基盤を固める。

(企業報道部 加藤貴行)

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