2019年8月23日(金)

順天堂大、パーキンソン病 脳に物質たまる仕組み解明

2018/3/2 14:30
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順天堂大学の佐藤栄人准教授と服部信孝教授らは、パーキンソン病患者の脳の神経細胞で増える「レビー小体」というたんぱく質のかたまりができる仕組みを明らかにした。マウスの実験では、細胞内の不要なたんぱく質を分解するオートファジー(自食作用)が十分に働かないとレビー小体が増えた。パーキンソン病の新たな診断法や治療法につながる成果だ。

パーキンソン病患者は増えており、65歳以上の100人に1人が発症するといわれる。脳の神経伝達物質を出す神経細胞が減ることで発症し、手足の震えや歩行障害が起こる。症状を抑えるくらいで根治は難しい。

研究チームは、神経伝達物質を出す神経細胞内でオートファジーの起きないマウスを遺伝子組み換えで作った。高齢になると歩行障害が起こり、脳の神経細胞でレビー小体がたまった。若い時期にはレビー小体の核となるたんぱく質が通常よりも多かった。これがもとになり集積が進んでいる可能性があるという。

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