故豊田達郎氏のお別れの会「グローバル企業に導いた功労者」

2018/3/1 21:18
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トヨタ自動車社長や経済同友会副代表幹事を歴任し、2017年12月30日に88歳で死去した豊田達郎氏のお別れの会が1日、帝国ホテル東京(東京・千代田)で開かれた。森喜朗元首相や経団連の今井敬名誉会長ら政財界などから多数が出席し、午前と午後あわせて約1700人が故人との別れを惜しんだ。

豊田達郎氏の遺影の前で献花する参列者(1日午前、東京・千代田)

米留学の経験を持つ達郎氏は、トヨタではアフリカや米国の販路開拓に尽くした。1984年には米ゼネラル・モーターズ(GM)との米合弁会社の初代社長に就いた。トヨタの張富士夫相談役はお別れの会で米国時代の足跡に触れ、「駐車場や食堂の平等な利用、会議に米幹部を入れることを徹底し、グローバル企業に導いた功労者」とたたえた。

晩年は豊田工業大理事長、トヨタ財団会長などの立場から教育にも力を注いだ。75年間にわたって友人だった今井氏は「シカゴに大学院大学を設立し、車いすで再三、出かけていたのを記憶している」と話した。「誠意」が達郎氏の信条だった。

達郎氏はトヨタ創業者の豊田喜一郎氏の息子で、トヨタの豊田章一郎名誉会長の弟、豊田章男社長の叔父にあたる。

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