2018年12月12日(水)

JFEスチール、ヤンゴンの鋼板工場着工
商業施設や住宅向けに需要増

2018/3/1 23:00
保存
共有
印刷
その他

■JFEスチール 1日、ヤンゴン郊外のティラワ工業団地に建設する鋼板工場の着工式を開いた。投資額は約8500万ドル(約90億円)で2020年に稼働する。住宅や工場の建材向けに表面加工で耐久性を高めた高級鋼板を生産する。

着工式であいさつした柿木厚司社長は「昨年9月に来た時と比べても工場やビルが増えた」と、建設需要が増えるミャンマー市場への期待を示した。

新工場の生産能力は年間18万トン。国外から輸入した原板に、鋼板をさびにくくする表面処理の工程を担う。通常の鋼板に比べ、建物などの耐久性を高めることにつながる。こうした建材は従来輸入に頼っていた。

JFEスチールによると、ミャンマーでの高級鋼板の需要は年10%伸び、工場が稼働する20年には年30万~40万トン程度となる見込み。現地に生産拠点を設け、顧客の細かな要望に対応できる体制を整える。生産能力に余力があれば、東南アジアのほかの市場に輸出することも視野に入れるという。

工場の運営を担う事業会社には、JFEグループが50%、伊藤忠丸紅鉄鋼と阪和興業がそれぞれ15%を出資する。残る20%はシンガポールの鉄鋼ベンチャー、メランティが持つ。

(ヤンゴン=新田裕一)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報