2019年3月24日(日)

福島県産ヒラメ、タイへ出荷 震災後初の輸出

2018/3/1 1:31
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東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、福島県産鮮魚として初めての海外輸出となるヒラメが28日、同県相馬市沖からタイに向けて出荷された。福島県沖のヒラメは品質の高さから「常磐もの」として人気があった。県内の水産関係者は今回の輸出を風評の払拭につなげたい考えだ。

東日本大震災後、福島県産鮮魚として初めての海外輸出となるヒラメ

同日午後、相馬市・相馬原釜地方卸売市場で行われた出荷式では、相馬双葉漁業協同組合の立谷寛治代表理事組合長が「震災7年を前に鮮魚を輸出できるのは大変うれしい。地元の漁業者の励みになる」と話した。

今回の輸出ではヒラメのほか、マガレイもタイに出荷された。タイのすし店や日本料理店のタイ人関係者らが2月19日に相馬市を訪れ、地元漁業関係者らの説明を受けながら視察して受け入れを決めた。

ヒラメなど輸出される鮮魚は空路でタイに運ばれて首都バンコクで販売される予定。販売量などは今後調整するが、県は数十店での取り扱いを見込んでいる。

関係者は福島県産の鮮魚の安全性確認や検査手法などについても海外に説明を続けている。今回の輸出を機に安全や安心、高品質であるイメージの浸透に期待している。

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