株式委託手数料ゼロに フィナテキストと大和が新証券
4月上旬から営業を開始する証券会社スマートプラス(東京・千代田)は28日、株式委託手数料を恒久的にゼロにすると発表した。日本では初の試みとなる。米国では同手数料をゼロにするネット証券などが増え始めており、同様のビジネスモデルを日本で展開する。スマートフォン(スマホ)を使った株式取引を軸とし、利用者が投資アイデアを交換し合う機能なども盛り込む。
スマートプラスはフィンテックベンチャーのフィナテキスト(東京・千代田)と大和証券グループ本社が新設した。「ストリーム」と呼ぶ取引アプリを使い、現物・信用取引ともに株式委託手数料をゼロとする。
外資系証券会社などが大口投資家向けに展開してきた立会外取引の一種である「ダークプール」も導入する。東京証券取引所よりも有利な価格で約定できた場合は、生じたメリットの2分の1をスマートプラス側が受け取る。これを収益源とする。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)機能も強化する。銘柄ごとに自分の意見を述べたり、他の投資家のアイデアを見たりしながら、取引画面に移ることができる。フィナテキストの林良太社長は「楽しく株式取引できる環境をつくりたい。なるべく早く10万口座を獲得する」と述べた。
フィナテキストは13年12月に設立した東京大学発のベンチャー企業。スマホ向けの投資教育アプリ「あすかぶ!」などを運営し、登録者は200万人を超える。フィナテキストには日本経済新聞社も出資している。











