がん10年生存率、55.5%に上昇 がんセンター調査
昨年比1.3ポイント改善

2018/2/28 19:25
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国立がん研究センターは28日、がん患者の10年生存率は全体で55.5%だったと発表した。昨年の調査より1.3ポイント上昇した。治療技術や早期発見が進んだためとみている。前立腺がんは90%以上と高い一方で、食道、胆のう胆道、肝臓、膵臓(すいぞう)がんは30%未満と低かった。

全国がんセンター協議会(全がん協)に加盟する20施設で、2001~04年にがんと診断された5万7147人を対象に調べた。今回から計算法を変えたため、生存率は昨年の58.5%より低くなっているが、新しい計算法で計算し直すと、昨年の数値は54.2%になるという。

改善した要因として、治療効果の高い抗がん剤の開発、放射線治療や早期発見の技術の進歩などを挙げている。

5年生存率の算出は、2007~2009年に32施設でがんと診断された13万2869人を対象にした。がん全体では67.6%で、1997年の62%から改善した。前立腺がんは100%、乳がんは約94%、甲状腺がんは約92%と高かった。

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