/

博士取得3年半後も任期付き 不安定な雇用の実態、科技政策研が調査

文部科学省の科学技術・学術政策研究所などは28日、博士号を取得した研究者の雇用状況を調べたところ、就職から3年半たっても52.2%が任期付きの採用だったと発表した。多くが3年程度の期限付きで雇われるため「最初の契約を終えても不安定な雇用形態から抜け出せていないようだ」と指摘している。

任期付き研究者は国の研究助成などの資金で雇われ、はじめから期限を設けて雇用契約を結ぶ。調査は2012年度に博士課程を修了した5千人あまりにアンケートした。1年半後の時点で任期付き雇用と答えたのは60.3%いた。3年半後のときに大学や企業に終身雇用された研究者は増えているが、調査の担当者は「依然として半数以上が不安定な雇用状態にある」と指摘している。

理学系の69.2%、保健科学で55.1%が任期付きで、全ての分野で40%を超えた。日本は学術論文数が減り、研究力低下がささやかれている。博士号を取得した若手研究者の不安定な雇用が一因との指摘がある。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン