阿蘇山火口の規制解除 3年半ぶり、復興に弾み

2018/2/28 10:51 (2018/2/28 12:23更新)
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熊本県・阿蘇山(高岳・1592メートル)の関係自治体などでつくる阿蘇火山防災会議協議会(会長・佐藤義興阿蘇市長)は28日、2014年から続く中岳(1506メートル)第1火口の周辺立ち入り規制を解除した。活火山の火口が肉眼で見学できる景勝地の3年半ぶりの再開で、16年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本の復興への弾みになると期待されている。

規制解除時は濃霧が発生したため、立ち入りが一時制限された。

これに先立ち、火口から約1キロ離れた山上広場で自治体や観光業の関係者ら約60人が参加し記念セレモニーが開かれた。多くの観光客も駆け付け、佐藤市長は「熊本地震の復興をさらに進めるべく、規制解除に向けて取り組んできた。火口見学再開をうれしく思う」とあいさつした。

同火口では小規模噴火が確認され、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた14年8月から立ち入り規制が続いていた。レベル1(活火山であることに留意)となった昨年2月以降も、16年10月の大規模噴火で被害を受けた火山ガス検知器などの復旧に時間がかかっていた。

山上広場から火口周辺まで移動するロープウエーは大規模噴火後、復旧の見通しが立っておらず、代わりに有料のシャトルバスが往復する。乗用車でも有料道路を通り火口近くまで行ける。〔共同〕

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