2019年5月25日(土)

トヨタ系部品、ベンチャー出資相次ぐ 次世代技術の開発加速

2018/2/27 22:40
保存
共有
印刷
その他

トヨタ自動車系の部品メーカーが相次いでベンチャー企業に出資する。愛知製鋼は27日、自動運転技術の開発を手掛ける先進モビリティ(東京・目黒)など日中2社に出資すると発表した。アイシン精機も初めてベンチャーと資本提携する。自動運転や電動車など次世代車にかかわる先進分野を強化する。

愛知製鋼は28日付で先進モビリティが実施する第三者割当増資を引き受ける。出資額は3億円で出資比率は17.2%になる。両社はすでに磁気センサーを使った自動運転の実証実験を共同で手掛けており、資本参加で連携を深める。

愛知製鋼は中国で磁石の成形を手掛ける浙江愛智機電(浙江省)に33.3%出資することも発表した。中国で磁石を安定供給する狙いのほか、将来の電気自動車(EV)用モーター向け磁石への本格参入を視野に入れるという。

一方、アイシン精機は、人工知能(AI)技術開発のベンチャー、イデイン(東京・千代田)と資本業務提携することで合意した。イデインが実施する第三者割当増資をアイシンが3月1日付で引き受ける。出資比率は5%で額は非公表。自動運転向けの画像認識にAIを使い、2020年に実用化する計画の運転者のモニターシステムなどの開発を加速する狙いだ。

自動運転やコネクテッドカー(つながる車)などを次世代開発の核と位置付けており、AIなど先進分野で他社との提携を模索していた。イデインはコストが低い現状のコンピューターで動かせるAIや量産化に向けた技術を持つのが強み。アイシンとはすでに技術協力関係にある。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報