調査ツールの米クアルトリクス、日本市場に本格参入

2018/2/27 18:00
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日経クロステック

クラウド版の調査ツールを提供している米クアルトリクスは2018年2月26日、日本オフィス「クアルトリクス・ジャパン」の開設を発表した。これまでオーストラリアやシンガポールにあるオフィスで対応していた日本市場に本格参入し、今後3年間の年度成長率100%、国内ユーザーを300以上に拡大することを目指す。

クアルトリクスの「エクスペリエンス・マネジメント(XM)プラットフォーム」は、クラウド上でアンケートを実施する調査ツールのサービス。もともとは大学向けサービスとして誕生したが「大学時代に使っていたユーザーが就職してリサーチツールとして使うようになった」(アジア太平洋日本地域担当マネージング ディレクターのビル・マクマレー氏)ことから、企業でも幅広く使われるようになった。今では世界中で8500の大学や企業が使っている。

ユーザーが最も使っている4つの要素に特化した4つの調査サービスをクラウドで提供する

ユーザーが最も使っている4つの要素に特化した4つの調査サービスをクラウドで提供する

XMプラットフォームの最大の特徴は「ユーザーが最も使っている重要な4つの要素に特化した4つのソリューションを1つのプラットフォームで提供し、シームレスに利用できる」(マクマレー氏)こと。具体的には、顧客、従業員、ブランド、製品の4つについて満足度やイメージを調査する。これらの調査を連動させながら分析することで「(商品提供側の)CEOの8割が自社の商品は素晴らしい経験を提供していると思っているのに対し、実際のユーザーの満足度は8%と大きなギャップがあるのを埋めるために役立てる」(クアルトリクス・ジャパンの熊代悟代表)。

アジア太平洋日本地域担当マネージング ディレクターのビル・マクマレー氏(左)とクアルトリクス・ジャパンの熊代悟代表(右)

アジア太平洋日本地域担当マネージング ディレクターのビル・マクマレー氏(左)とクアルトリクス・ジャパンの熊代悟代表(右)

日本にオフィスを開設したのは「グローバル2000(フォーブスの世界の有力企業2000社ランキング)のうち11.5%の会社がある有望な市場」(マクマレー氏)だから。「4つの用途を組み合わせて分析する波は必ず日本にもやってくる」(同氏)と日本での普及に自信を見せる。2018年中に50以上のユーザーに導入するという目標を立てている。

(日経 xTECH/日経NETWORK 根本浩之)

[日経 xTECH 2018年2月26日掲載]

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