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タイガー42歳、ようやくどん底から復活の予感
ゴルフジャーナリスト 地平達郎

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2018/3/1 6:30
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いま、米国のプロゴルフ関係者が、復活の期待を込めた熱い視線をタイガー・ウッズ(米国)に送っている。

約2年間のブランクを経てツアーに戻ってきた今シーズン。初戦のファーマーズインシュランスは23位、ジェネシスオープン(旧ロサンゼルス・オープン)では予選落ちしたものの、ホンダ・クラシックでは優勝争いに食い込みかけての12位。圧倒的な強さを見せつけたかつてとは比べものにならないが、ここ2、3年のどん底状態からのはい上がりを感じさせつつあるからだ。

ジェネシスオープンの予選2ラウンドを同じ組で回ったロリー・マキロイ(北アイルランド)も「満足できないプレーがいくつかあっただろうが、確実に良くなっている」と認めた。

4年以上も勝利から遠ざかる

振り返ってみると、ウッズのゴルフ人生の前半は、あり得ないような飛距離と信じられないような長いパットをねじ込んでくるすさまじいプレーと、その正反対とも思える私生活のスキャンダルや体の故障などのマイナスイメージが混在したものだった。

1996年に名門スタンフォード大学を2年で中退してプロに転向。すぐさま翌97年のマスターズを21歳3カ月の史上最年少記録で優勝した。以来、2008年の全米オープンを32歳で制するまで、わずか12年で14のメジャータイトル(マスターズ4勝、全米オープン3勝、全英オープン3勝、全米プロ4勝)を手中にした。まさに虎か竜かのような勢いを目の当たりにした18勝のメジャータイトル最多記録を持つジャック・ニクラウス(米国)をして「タイガーがボクの記録を更新するのは時間の問題だろう」とまで言わせたほどであった。

誰にも止められないと思われたが、09年の交通事故、10年の離婚騒動あたりからおかしくなった。メジャーで勝てなくなったばかりか、13年のブリヂストン招待の優勝を最後に4年以上もタイトルから遠ざかっている。その間、肩や腰、ひざなどを痛め、2度の手術も経験し、再起不可能だろうとまで噂された。

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