26日の衆院予算委の主な発言

2018/2/26 22:09
保存
共有
印刷
その他

衆院予算委員会集中審議の論戦のポイントは次の通り。

【裁量労働制】

橋本岳氏(自民)厚生労働省の労働時間調査を行った労働基準監督官が「ずさんな調査だった」と証言した共同通信の報道について。

加藤勝信厚生労働相 仮にそういう事実があれば遺憾だ。そうした事態がないようにしたい。

橋本氏 調査のデータの取り方ができていないなど、基本ができていないのは大問題だ。

安倍晋三首相 異なる数値を比較していたことは不適切で、私からも深くおわびしたい。適切なデータ処理が行える人材の育成が重要だと認識している。

長妻昭氏(立民)外部の第三者が監督官を調査してほしい。

加藤氏 場合によっては処罰の対象になるので慎重にやらなければならない。省レベルで業務を適切に行っていたかの把握に努めたい。

長妻氏 調査データに233件の不自然な数値が見つかった。

加藤氏 一般的な労働者のケースだと思う。既に判明している件と重複するかは(調査)途中で分かりかねる。

長妻氏 233件は新たな間違いのデータか。

加藤氏 常識的に考えて月や週(当たりの時間)があるのに、1日(当たりの時間)がゼロなのはありえないし、合理的ではない。

長妻氏 首相が厚労省のデータの撤回をしないから、みんなが非を認めない。

首相 精査している中で撤回するのは適切ではない。まずは精査することが大切だ。

長妻氏 裁量労働制で1日の労働時間が1時間などと調査に答えているのは間違いではないか。

加藤氏 あまりにも短いという意味で私も違和感があるのは事実だ。

黒岩宇洋氏(無所属の会)問題の調査で「最も多くの労働者が属する残業時間の層に属する人」の「層」の定義は何か。

山越敬一厚労省労働基準局長 残業時間の層に関する明確な定義はなく、現場の監督官(任せ)で時間を記載する。

玉木雄一郎氏(希望)データの精査が終わる前に働き方改革関連法案を提出するのか。

首相 政府としては提出したいが、与党の審査はこれからなので確定的なことは言えない。

塩川鉄也氏(共産)政府は産業競争力会議のような労働者の代表が入っていない場で裁量労働制の拡大の方針を決めた。異常なやり方だ。

首相 連合の神津里季生会長の要請を踏まえ、提出予定の法案では裁量労働制の対象業務を明確化する。

【憲法改正】

浦野靖人氏(維新)教育の無償化を憲法に明記してもらいたい。

首相 自民党で今議論している。答えは控えたい。各党が案を持ち寄って、建設的議論が進むことに期待したい。

【森友学園問題】

本多平直氏(立民)学校法人「森友学園」への国有地売却問題について、土地の貸し付けに安倍昭恵夫人は関わっていたのか。

首相 国有地が安く払い下げられ、政治の力が働いたのではないかということが問題の核心だ。私も妻も一切、認可や払い下げに関係がない。

本多氏 昭恵氏が学園の籠池泰典前理事長からの電話に出たことはあるのか。

首相 全く電話をしなかったわけではない。

【女性活躍】

国重徹氏(公明)仕事をしながら不妊治療をする女性が両立困難で退職しているが、見解は。

首相 プライバシーの問題などの課題がある。実態調査の結果を踏まえ、不妊治療への支援を医療面だけではなく、就労や両立支援にまで拡大する。

【障害者スポーツ】

国重氏 3月に平昌冬季パラリンピックが始まる。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、障害者スポーツの環境にまだ課題がある。

林芳正文部科学相 障害者にとってスポーツをする場がないのは大きなハードルの一つだ。特別支援学校の施設を活用して地域の障害者スポーツの拠点としていく取り組みを実施する。

〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]