勝利のメンタリティー(山本昌邦)

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世界の頂へ必要なもの 平昌五輪で再認識

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2018/2/28 6:30
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平昌冬季五輪が終わった今、私の目は自然に2020年東京五輪・パラリンピックに向けられる。当たり前だが、時差がない五輪・パラリンピックは20年東京五輪もそうだ。2年後の夏、どれだけの熱狂が日本列島を包むのか、子供たちの心をわしづかみにするのか。想像するだけでも胸が高鳴ってくる。

サッカー日本代表も未踏の領域に

サッカーの試合中継で解説の仕事をしている立場としては、今回の冬季五輪はいろいろと勉強にもなった。テレビの映像を見ていると、カメラはあらゆる角度から選手のパフォーマンスを撮っているし、スーパースローとか3Dを使った感じの再生映像もどんどん使われる。ほんの微細な動きも見逃さないかのように。すごい映像のクオリティー。20年東京五輪・パラリンピックはもっとすごいことになるのだろう。

ここまで映像が進化してくると、その画面にかぶさるアナウンサーや解説者の言葉、中身も磨き上げていかないと、バランスが取れなくなる気がした。スポーツ中継もまた、スポーツの価値を高める上で貴重な役割を果たすだけに、私も含め、伝える側にもさらなる研さんが求められるのだなと。

冬の五輪・パラリンピックが終われば、球春が到来する。6月になれば、スポーツを愛する人たちの視線はおのずとサッカーのW杯へ送られるだろう。こちらは6月から7月にかけて約1カ月間、大陸予選を勝ち抜いた31チームとホスト国のロシアが頂上を目指す、地球規模のお祭りである。リオネル・メッシ(アルゼンチン)やクリスティアーノ・ロナルド(ポルトガル)ら千両役者には事欠かない。

4年に1度、世界の中での立ち位置を知ることができるこのビッグイベントに日本は今回、6大会連続で挑む。これまでの最高成績は02年と10年のベスト16だ。日本を沸かせたウインタースポーツのアスリートのように、日本代表の選手たちもぜひとも未踏の領域に踏み込んで、そこから見える景色を心ゆくまで楽しんでもらいたい。

(サッカー解説者 山本昌邦)

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