2018年12月10日(月)

大学進学者、40年度に2割減に 文科省推計

2018/2/24 20:09
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少子化の進行により、2040年度の大学進学者数が現在より2割減の50万人程度となる見込みであることが文部科学省の推計で分かった。21日に開かれた中教審の有識者会議で示した。あくまで試算で、実際の推移とは異なる可能性もあるとして、同省は「将来的な大学規模の在り方を議論する際の参考の一つにしたい」と説明している。

文科省によると、14~17年度の都道府県別大学進学率の増減を基に、40年度までの進学率の変化を独自に試算。日本の将来推計人口などと掛け合わせて算出した。17年度に62万9733人だった進学者数は33年度に56万9789人になり、40年度は50万6005人となる。

一方、政府の各種統計によると、18歳人口は40年度までに3割近く減るとみられているが、文科省は今後、大学進学率が向上していくことで、進学者数は2割程度の減少にとどまるとしている。

現在の入学定員が維持されると仮定した場合、大学全体の定員充足率は17年度の104.4%から83.9%に下がる。文科省は、大学の連携や統合を進める必要があるとして、国立大のグループ化や私立大の学部譲渡などを検討しており、中教審の有識者会議でも、6月までに一定の方向性を示し、今秋に報告をまとめる方針だ。〔共同〕

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