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フィギュア新女王 ザギトワの演技構成に物議
ジャンプ、後半に集中は得点稼ぎ?

2018/2/24 11:40
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フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ(OAR、ロシアからの五輪選手)のプログラムに批判が出ている。

ショートプログラム(SP)の3要素、フリー7要素のジャンプ全てを基礎点が1.1倍になる演技後半に組み入れたからだ。「得点稼ぎが目的で、プログラムのバランスが悪い」との指摘だ。

女子フリーで演技するザギトワ=上間孝司撮影

女子フリーで演技するザギトワ=上間孝司撮影

「序盤のスローなテンポはステップにちょうどいい。一転、後半はダイナミックでテンポが速くなるから、音に合わせてジャンプを跳ぶと、観客は最後まで見入る。とてもいいプログラムだと思う」。フリーのジャンプ構成について聞かれ、ザギトワはこう答えた。

音楽の巧みな使い方にはうならされたが、確かにすべてのジャンプを後半に集めると気ぜわしい。しかし、15歳のザギトワが「金」をとるには、こうするしかなかったのだろう。

シニアに上がったばかりの選手は、スケーティング技術や要素のつなぎなどを評価する演技構成点が出にくい。後半にジャンプを集めれば得点を稼げるし、スケーティングなどをジャッジに見せる部分も少なくてすむ。年齢的に体も軽く、ジャンプが得意な女子なら、後半に集めるのも可能だ。

17歳の坂本花織(シスメックス)、18歳のエフゲニア・メドベージェワ(OAR)もSPのジャンプはすべて後半だ。今季ジュニアグランプリ・ファイナルに出場した6選手中2人がSP、フリーとも後半にジャンプを集めた。いずれも、ザギトワと同じエテリ・トゥトベリゼ門下だった。

ザギトワへの批判は強すぎるコーチへの反発とも言えそうだが、ジャンプが集中すると、プログラム全体の魅力がそがれるのも事実で、ひいてはファン離れにつながりかねない。国際スケート連盟(ISU)は来季のルール改正を検討している。

(平昌=原真子)

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