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小粒でピリリ、鈴木選手健闘 カーリング準決勝

平昌五輪カーリング女子の準決勝を戦ったLS北見の鈴木夕湖(ゆうみ)選手(26)は身長145センチと小柄ながら、氷をスイープする体力は世界トップクラス。学生時代は理系女子(リケジョ)として競技と研究の両立も果たした。何事も全力で取り組む「小さな巨人」が大一番に臨んだ。

北海道北見市常呂町育ちの鈴木選手がカーリングを始めたのは小学2年の時。両親と兄2人もプレーしていたカーリングは身近な存在だった。母、倫子さん(58)によると、兄とともに野球やサッカーで遊ぶことも多かったといい、「暇さえあれば外を走るほど、運動が大好きな子だった」。

カーリングを続ける傍ら中学ではバスケットボール部、旭川工業高等専門学校ではバレーボール部に所属。人一倍の筋力トレーニングで培ったスピードで、低身長をカバーした。「身長が高ければ有利なスポーツばかりだけど、低くてマイナスだと思ったことはない。相手より自分自身にどう勝つか、だよ」。鈴木選手が何気なく口にしたこの言葉を、倫子さんは忘れられない。

文武両道がモットー。高専ではカビの研究に取り組み、編入した北見工業大ではバイオ化学を専攻した。LS北見には本橋麻里選手(31)に誘われ、学生時代から所属。遠征中、チームメートを前に卒業論文の発表練習をするほど研究にも打ち込んだ。

大学卒業後は地元近くの企業に就職したが、十分な休みが取れず、思うように練習ができない日々が続いた。「このまま中途半端に終わっていいのだろうか」。悩んだ末、会社を半年で退職。本橋選手ら五輪出場経験がある憧れの選手らと、真剣に夢の舞台を目指すようになった。

毎日欠かさない走り込みで、世界の大型選手にも負けないスイーパーに成長。倫子さんは「自分に負けることなく、最後まで全力で戦い抜いてほしい」と応援する。

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