2019年7月21日(日)

25日から国公立大2次試験、出願者過去最低 ミス防止へ対策強化

2018/2/23 18:28
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国公立大学入試の2次試験が25日、全国168大学で始まる。出願者は前年より5078人少ないのべ46万5708人、募集人員に対する倍率は0.1ポイント減の4.6倍。少子化などの影響で、いずれも大学入試センター試験が始まった1990年以降で最低となる。大阪大、京都大で相次いで発覚した出題ミスの問題を受け、文部科学省や各大学はミス防止へ対策を強化している。

25日に前期日程、3月8日に中期、同12日に後期が始まる。文科省によると、募集人数は前年比175人増の計10万547人。国立大で減った一方、公立大は私立大からの転換で学校数が増えたため微増した。

国立82大学の出願者は33万205人で倍率は4.2倍。公立86大学は13万5503人で6.3倍だった。学部系統別では、人文・社会系(4.9倍)、教員養成系(3.9倍)などが0.1ポイント減。理工系は4.4倍で横ばい、医・歯系が5.0倍と0.2ポイント減った。

大学入試を巡っては阪大、京大の2017年実施の入試で、今年に入って出題ミスが発覚。計47人が追加合格となった。文科省はチェック体制の強化や外部からの指摘への適切な対応を促す通知を全大学に出した。省内にも、入試に関する専用相談窓口を設置した。

大学側も対策を急ぐ。阪大は20日、再発防止策を公表。問題作りに関わらない教員が試験前と当日に設問を点検するほか、試験後も学生が問題を解くモニター調査を実施する。これまで希望者のみに開示していた正答例も、大学のホームページで公表する。

北海道大も正答例の開示時期を従来より3週間早めて4月中旬とする。学内の問題作成者にも厳重に点検するよう注意喚起しており、「近年、合否に関わるミスは起きていないが、気を引き締めたい」(北大広報課)としている。

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