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VentureBeat

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2018/2/24 6:30
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ハッシュタグを考案したクリス・メッシーナ氏は2月19日、他の人から寄せられたユーザーに対する質問に代わりに答えたり、様々なソーシャルメディアのプロフィルからユーザーに関する情報を集めたりするサービス「モリー」を始めた。

モリーはユーザーについて学び、自然言語で質問を作成するために、インスタグラムやツイッター、ミディアムなど交流サイト(SNS)へのユーザーの書き込みを収集する。寄せられた質問に答えられない場合には、アプリに送ってユーザー自身に答えてもらう。

■様々なSNSに分散するユーザー情報集めて一元化

モリー共同創業者の3氏。左からイーサン・スティン氏、エスター・クロフォード氏、クリス・メッシーナ氏
(C)Molly

モリー共同創業者の3氏。左からイーサン・スティン氏、エスター・クロフォード氏、クリス・メッシーナ氏
(C)Molly

アプリはユーザーのSNSでの行動を追跡するのに加え、「(米アマゾン・ドット・コムの人工知能〈AI〉スピーカー)『アマゾンエコー』を持っているか」「甘党か辛党か」といった質問をユーザーにする。

ユーザーが多くの質問に答えるほど、モリーはその人について詳しくなり、ユーザーも友人が似たような質問にどう答えているかを知ることができる。

画像共有サービスの米Imgur、決済支援大手の米ストライプ、ハイテク製品の情報サイト米プロダクトハントなどの共同創業者や、多くの有名なベンチャー投資家、IT(情報技術)ジャーナリストらが既にモリーを使っている。モリー・ドット・コムでリクエストすればプロフィルを作成できる。

モリーのアプリ画面

モリーのアプリ画面

モリーはアプリの配布開始に加え、起業支援機関「Yコンビネーター」の2018年冬学期に参加することも明らかにした。

SNSは今や選び放題だが、このサービスは多くのSNSアカウントに分散しているユーザーの情報を集め、一元化されたプロフィルを作るのが狙いだ。

メッシーナ氏はベンチャービートの電話取材に対し「SNSにユーザーの代わりに動いてもらうのがコンセプトの基本前提だ」と説明した。

インスタグラムのように写真しか載せられなかったり、ツイッターのように280文字しか書き込めなかったりなど、プラットフォームによって様々な制約があるため、ユーザーのオンラインでのクリエーティブな表現は連携を欠いている。モリーは人間を中心にしたアプローチで、こうした断片をつなぎ合わせたい考えだ。

ツイッターとインスタグラムで写真を共有できないなどの点や、フェイスブックをはじめとするメガSNSを巡る懸念から、SNSに反感を抱き始めたユーザーもいるとメッシーナ氏は指摘する。

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