「研さんし、務めに取り組む」皇太子さま会見全文

(1/5ページ)
2018/2/23 5:00
保存
共有
印刷
その他

皇太子さまが2月23日に58歳の誕生日を迎えるに当たって臨まれた記者会見の全文は以下の通り。

皆既月食について話す皇太子ご夫妻と愛子さま(12日、東宮御所)=宮内庁提供

記者会見する皇太子さま(21日、東京・元赤坂の東宮御所)=代表撮影

■両陛下のなさりよう心に刻む

――天皇陛下が来年4月30日に退位され、同年5月1日に即位されることが決まりました。率直な受け止めとともに、皇太子としての残りの期間、どのようなことに重きを置いて過ごされたいとお考えかお聞かせください。退位日が決まった陛下とはどのようなお話をされましたか。

皇太子さま 昨年の誕生日会見でもお話ししたとおり、陛下のビデオメッセージを厳粛な思いで拝見いたしましたし、陛下のお考えを真摯に重く受け止めております。また長きにわたり、両陛下が一つ一つの行事を大切に思われ、真摯に取り組まれるお姿を間近に拝見してまいりましたので、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」の施行日が決まったことを受け、改めて両陛下のこれまでの歩みに思いを致すとともに、深い感慨と敬意の念を覚えております。

今後とも、両陛下の御公務に取り組まれる御姿勢やお心構え、なさりようを含め、そのお姿をしっかりと心に刻み、今後私自身が活動していくのに当たって、常に心にとどめ、自己の研さんに励みつつ、務めに取り組んでまいりたいと思います。

また昨年は、三條天皇、伏見天皇、後陽成天皇の三方の歴代天皇が崩御されてから、それぞれ1000年、700年、400年という年に当たり、式年祭が行われた関係で、各天皇の御事跡を伺う機会があったほか、秋に訪れた醍醐寺では、後奈良天皇をはじめ、多くの宸翰(しんかん)を拝見することができました。私としては、こうした過去の天皇が人々と社会を案じつつ歩まれてきた道を振り返る機会も大切にしていきたいと思います。

陛下とは、以前より折に触れ、お考えを伺ったり、あるいはお話し合いをさせていただいております。具体的な内容についてここで述べるのは控えますが、そうした機会は大変有意義なものであり、とてもありがたいことと思っております。

昨年は、陛下の名代としてアジア冬季競技大会の開会式に出席しましたが、少しでもお役に立つことがあれば、喜んでできる限りのお手伝いをしてまいりたいと思います。両陛下には、今後ともくれぐれもお体を大切になさり、末永くお元気でいらっしゃることを心よりお祈りしております。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]