2018年5月24日(木)

石川知事選、2氏立候補 人口減・人手確保策も課題

政治
北陸
2018/2/22 21:37
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 任期満了に伴う石川県知事選は22日告示され、3月11日の投開票に向けて選挙戦に入った。共産党が推薦する元県労連議長の小倉恵美氏(65)と、社民党のほか、自民、公明、民進各党の県組織から推薦を受け現職最多の7選を狙う谷本正憲氏(72)が立候補した。現職と新人の一騎打ちは3選挙ぶり。6期24年に及ぶ谷本県政への評価と多選の是非が争点となる。

石川県知事選に立候補した小倉恵美氏(22日、金沢市)

石川県知事選に立候補した小倉恵美氏(22日、金沢市)

 小倉氏は22日、金沢市平和町で第一声を上げた。65人の支援者らを前に「多選はもうやめよう。県政のゆがみはひどく、税金の使い方は大型公共事業が中心になっている。県民の命と暮らしを守る県政に変えよう」と訴えた。反原発も掲げ、運転停止中の志賀原子力発電所(志賀町)の廃炉も主張した。

 谷本氏は金沢市の尾山神社で出陣式に臨み「北陸新幹線開業の勢いを持続・拡大させることが、石川県を日本海側のトップランナーに押し上げる原動力になる」と強調。2020年の東京五輪に向けて訪日客などの交流人口を増やすため、大型クルーズ船の寄港に対応する港湾整備などを進める考えを示した。

出陣式で第一声を上げる谷本正憲氏(22日、金沢市)

出陣式で第一声を上げる谷本正憲氏(22日、金沢市)

 今回は15年3月の新幹線の金沢開業後、初の知事選となる。景気回復を追い風にサービス業や製造業の活況が続く一方、県内の有効求人倍率は1.8倍台で高止まりし、人手不足が深刻だ。中小企業の人材確保や生産性向上をどう進めるかが引き続き課題となる。

 人口減少対策も待ったなしだ。県の人口は約115万人とこの10年で2万人ほど減少している。県外への人口流出のペースは緩やかになっているものの、能登地域を中心に過疎化が進む。移住・定住の促進や子育て支援の取り組みが急がれる。

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