2019年3月22日(金)

山形大、柔らかロボの試作品 ヘビやコンニャク

2018/2/22 22:00
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山形大学の古川英光教授らは22日の記者会見で、柔らかな素材を使った人間に近いロボット研究「ソフトマターロボティクス」の試作品を公開した。クラゲ型、ヘビ型のほか、見た目も動きもコンニャクのようなロボットや、タミヤの自動車模型「ミニ四駆」の柔らか版「ゲルミニ四駆」の4つを紹介した。

山形大学が開発した「ゲルミニ四駆」(同大提供)

山形大学が開発した「コンニャク」ロボット(同大提供)

ソフトマターロボティクスは、ロボットが社会で共存するには、軽く・柔らかく・静かな、人間に近いロボットが必要と、山形大が打ち出した概念だ。柔らか素材、金属製の歯車などを使わない駆動装置、薄くて曲げられるセンサー、電線ケーブル不要の分散電源を組み合わせてつくる。

クラゲ型ロボットは、ゲルやシリコン製で、電気を流すと縮むファイバーや水圧で駆動する自律型無人潜水機。自然に分解される素材を使い、海洋生物の生態研究などへの活用をめざす。ヘビ型は災害現場での救助活動向け。活動中に行方不明になっても自然に分解するためごみにならない。

コンニャクのようなロボット「ソフモ君」は、人感センサーで人が近づくと棒状のものが当たりぽよよんと動く。親しみや愛着をわかせる仕掛けとして使う。時折、霧吹きをかけ乾かないようにする。「ゲルミニ四駆」は、現在走行能力はないが、将来の「柔らかおもちゃロボット」のアイデアとして作ったという。

3月2日に東京都内で開く「ソフトマターロボティクスコンソーシアム第3回シンポジウム」で全体の概念などを説明する。

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