2018年9月26日(水)

共働きに大型冷蔵庫人気、白物家電1月出荷0.2%増

2018/2/22 14:32
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 日本電機工業会(JEMA)は22日、白物家電の1月の国内出荷額が前年同月比0.2%増の1581億円だったと発表した。4カ月ぶりにプラスに転じた。1月単月としてはこの10年で2014年に次いで2番目に高い水準となった。大容量で高価格な冷蔵庫や洗濯機が利便性などを求める共働き世帯向けに好調で、全体の出荷台数は減ったものの出荷額が増加した。

価格が8万円台と高額でも人気の愛知ドビーの炊飯器「バーミキュラ ライスポット」

 冷蔵庫は4.2%増の239億円と3カ月ぶり、洗濯機が5.2%増の273億円と4カ月ぶりにプラスとなった。出荷台数は冷蔵庫は1%減、洗濯機は0.4%減だったが、容量401リットル以上の冷蔵庫と同8キログラム以上の洗濯機が伸びた。

 週末に食材をまとめて保管したり、衣類を洗ったりできる大容量型の需要が共働き世代を中心に高まっている。掃除機も6.8%増の35万台と好調だった。掃除機は短い時間で手軽に掃除できるスティック型が大型のキャニスター型に代わって主流になっている。

 出荷額で最も伸びが大きかったのは空気清浄機で66億円だった。前年同月に比べて16.7%増えた。空気が乾燥する冬、抗菌性能などを高めた機種が人気を集めている。

 白物家電の国内出荷額は17年に20年ぶりの高水準となり、16年に続いて市場は活気づいている。さらに英ダイソンなど外資系やカドーといった家電ベンチャーが急成長している。これらはJEMAの出荷統計に含まれておらず、実際の家電市場は統計以上に大きそうだ。

 年末商戦では、多くの家電量販店で10万円前後で販売されている愛知ドビー(名古屋市)の炊飯器「バーミキュラ」が店頭の目立つ位置に陳列されていた。高付加価値で高額な白物家電の人気はベンチャーや外資系が火付け役になっている。(池下祐磨)

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