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米キリスト教指導者、グラハム師死去 歴代大統領と親交

【ワシントン=芦塚智子】米国のキリスト教福音派伝道師、ビリー・グラハム師が21日、ノースカロライナ州の自宅で死去した。99歳だった。「ビリー・グラハム伝道協会」が発表した。歴代の米大統領と親交があり、保守派を中心に政界にも強い影響力を持っていた。

トランプ大統領は「世界中の幾多の人々と共にビリー・グラハム師の死去を悼む」とする声明を発表。グラハム師を「真に比類なき人物だった」と称賛した。米メディアによると、グラハム師は前立腺がんやパーキンソン病などを患っていたという。

グラハム師は1918年にノースカロライナ州の農場で生まれた。1940年代から大規模な伝道集会を始め、ラジオやテレビ、衛星放送なども駆使して分かりやすい説教で大衆の心をつかんだ。伝道協会によると、185カ国・地域以上で約2億1500万人にキリスト教の教えを説いた。92年と94年に北朝鮮を訪れ、当時の金日成主席と会談したほか、冷戦時代に旧ソ連や東欧諸国、中国も訪問した。

トルーマン大統領以降の歴代米大統領と親交があり、大統領の就任式や葬儀、2001年の同時テロの追悼式などで祈祷(きとう)を行った。ブッシュ元大統領(子)はグラハム師の影響で信仰に目覚め、飲酒をやめたと自伝に記している。米メディアによると、クリントン元大統領も不倫疑惑の渦中でグラハム師の助言を求めたという。

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