バスケ千葉ジェッツ、経済効果18億円

2018/2/22 0:00
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人気拡大で経済効果が倍増――。男子バスケットボールBリーグ、千葉ジェッツふなばし(千葉県船橋市)は2017~18年シーズンの活動が県内にもたらす経済効果は18億1000万円に上るとの試算をまとめた。2年前の試算結果の2倍に増える。リーグ最多の観客動員や天皇杯の連覇などチームの成績が年々向上し、地域活性化への期待も高まっている。

試算はちばぎん総合研究所(千葉市)に委託した。ジェッツのチケット収入やスポンサー料をはじめ、主催試合の来場者が使う交通費や飲食費、対戦チームが千葉県内で支出する遠征費などをベースに経済効果を積み上げた。

昨季(16~17年シーズン)の経済効果は15億1000万円だった。今季は観客動員の増加などでチームの予算規模が一段と膨らむことから、経済効果がさらに3億円増えると分析する。

試算を担当したちばぎん総研の福田宏治主任研究員は「船橋市のブランド力向上やスポンサー企業のイメージアップ、関連イベントの開催など、数字に表れない定性的な面を加味すれば、経済効果はさらに大きくなる」とみている。

Bリーグ開幕前の15~16年シーズンに船橋市が公表した経済効果は9億円だった。16~17年シーズンは天皇杯を初めて制覇したほか、初年度だったBリーグでもプレーオフの準々決勝まで勝ち残り、観客動員を大幅に伸ばした。

ポイントガードの富樫勇樹選手ら全国区の人気選手も登場し、好調な集客を支えている。緻密なマーケティングや営業戦略はBリーグの多くのチームから注目され、16~17年シーズンまで6年連続で黒字を計上するなど地域の「優良企業」に成長した。

17~18年シーズンの開幕前、千葉ジェッツふなばしの島田慎二代表取締役は「天皇杯の連覇とBリーグ制覇の2冠を目指す」と語っていた。すでに天皇杯の連覇は1月に達成。2年目のBリーグでも東地区2位(21日現在)と好位置に付けている。

ちばぎん総研は以前、プロ野球の千葉ロッテが日本一になった場合の経済効果を300億~400億円台と試算したことがある。プロバスケの市場規模はまだ小さいが、福田氏はジェッツの躍進で「住民の地域への愛着が深まっているのも大きな効果」と指摘する。Bリーグで昨季を上回る成績を収めれば、有形無形の経済効果は一段と高まりそうだ。

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