衣料シェアのエアークローゼット、不満なら1万円返金

2018/2/21 13:54
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衣料品の定額シェアリングサービスを手掛けるエアークローゼット(東京・港、天沼聡社長)は21日、サービスに不満な場合に月会費を返金する制度を始めたと発表した。届いた服やサービスとの相性などが想定と違う場合、初月会費9800円(税別)を払い戻す。初回利用のハードルを下げ、有料会員を増やす狙いがある。

エアークローゼットの天沼聡社長(21日、東京・港)

返金制度「満足保証」は初めてエアークローゼットを利用し、月額借り放題のプランに登録した人が使える。パーソナルスタイリストが選んだ洋服や、サービスの使い方などに不満がある場合、登録後1カ月以内なら月会費の返金を申請できる。

同サービスの会員は現在約15万人で、有料会員比率は非開示。登録のみの無料会員からは「月額会員制に抵抗がある」「興味があるが似合う服があるか分からない」といった声があるため、返金制度の導入に踏み切った。満足保証を使って300ブランド10万点以上の衣料品気軽に試せるようにする。

制度導入について、天沼社長は「コスト面でのリスクはあるが、体験を届けきれていないユーザーと接点をつくりたい」と説明。初月無料の仕組みも検討したが、スタイリストが洋服を選ぶ価値をより伝えるために返金の制度を選んだ。

エアークローゼットは17年10月、衣類を試着して気に入れば購入できるサービス「pickss(ピックス)」を始めた。11月にはベンチャーキャピタル(VC)のジャフコなどから9億5000万円を調達した。エアークローゼットのユーザーの好みやスタイリストの選定基準を分析し数値化するため、データサイエンティストの雇用も進めている。天沼社長は「常に最高の体験を届けるため、改善を続けていく」と話す。

(企業報道部 吉田楓)

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