/

茶のしずく石鹸で賠償命令 製造1社、全国初の判決

「茶のしずく石鹸」の旧製品を使い小麦アレルギーを発症したとして、京都府などの女性17人が製造元の2社に計約1億2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は20日、製造したフェニックス(奈良県御所市)の責任を認め、計約920万円の支払いを命じた。小麦由来成分を作った片山化学工業研究所(大阪市)への請求は棄却した。

弁護団によると、全国28の裁判所に同種訴訟が起こされ、金銭を支払う内容で順次和解が成立しているが、判決は初。ほかに福岡地裁など計5地裁で審理が続いている。

京都訴訟の原告は販売会社の「悠香」(福岡県大野城市)も提訴したが、2016年12月に悠香と全員の和解が成立している。

三木昌之裁判長は判決理由で、箱に小麦アレルギーに関する表示がないなどの欠陥を指摘、「問題の発覚が遅ければ、さらに被害が拡大する恐れがあった」とした。一方で、小麦由来成分自体には問題がないとして、責任を認めなかった。

判決によると、17人は旧製品を使用して小麦アレルギーを発症し、食事や行動を制限されるなどした。

フェニックスの担当者は「判決文を見ていないのでコメントできない」としている。茶のしずく石鹸の旧製品は、悠香が企画、販売し、フェニックスに製造を委託していた。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン