夕張市、JR北に7億円拠出要請 バス転換で

2018/2/20 22:30
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JR北海道の路線見直しを巡って、夕張市は20日、石勝線(新夕張―夕張)の廃線後のバス転換にかかる費用についてJR北に7億円の拠出を要請したと発表した。廃線後に路線バスを1日10往復程度設ける方針で、このバスを20年間維持するのに必要な費用としている。市は今後同社と協議し、具体的な金額などを決める。

鈴木直道市長が同日明らかにした。市は同日、公共交通に関する協議会を開き同線区の廃線後に線路に並行する形で市内を南北につなぐバスを設けることなどを説明。このバスの補助費用や初期投資にかかる負担金を市が試算した。JR北からの拠出金は市がつくる基金で管理する。

バスは夕張鉄道(夕張市)が運行する。バスの運行時間帯は今の鉄道の時刻などを加味するほか、石勝線の新夕張駅発着の列車に接続しやすいよう考慮する。運行経路は19年度に市内に開設予定の拠点複合施設などへの乗り入れを検討する。

市は16年8月にJR北に同線区の廃線を提案。同社と代替交通網や費用負担について検討を進めてきた。市は同線区を早ければ19年3月にも廃線にする方向でJR北と調整している。同線区は見直し対象路線のなかで唯一、方針が決まっている。市とJR北による負担金を含めた具体的な道筋がつけば、他線区の議論にも影響を与えそうだ。

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