2018年9月19日(水)

ユニセフ、仮想通貨でシリア難民支援

2018/2/20 16:18
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 国連児童基金(ユニセフ)はこのほど、仮想通貨取引の計算処理に協力して報酬を得るマイニング(採掘)を活用し、シリア難民の支援の募金を集める試験的なプロジェクトを始めた。まず、一般の協力者のパソコンに採掘のソフトウエアをインストールしてもらう。協力者がパソコンを使っていない時だけソフトが稼働し、採掘した仮想通貨の報酬をユニセフに送る仕組みだ。協力者は実質的にパソコンの電気料金に相当する額を募金する形となる。

ユニセフは仮想通貨の採掘を活用し、シリア難民支援の募金を集めるプロジェクトを始めた(プロジェクトのホームページ)

 2カ月間限定で行うプログラム「ゲームチェンジャーズ」では、ビットコインの次に取引規模が大きい仮想通貨「イーサリアム」を採掘する。採掘能力の高いパソコンの所有者に数多く参加してもらうため、採掘関連の特定のソフトを導入するユーザーを対象に協力者を募る。

 シリアと周辺国の子供の支援がプロジェクトの目的で、ユニセフでは獲得できたイーサリアムを子供らに提供する水や教育、医療などの費用に充てるという。プロジェクトは2月2日から始めており、20日時点で既に850人以上が参加している。3月31日まで受け付ける。

(矢尾隆行)

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