2018年9月19日(水)

米発酵パワーで皮脂分泌抑制 アイムが化粧品

2018/2/20 13:30
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 第一三共ヘルスケア傘下の化粧品メーカー、アイム(高松市、沼田憲孝社長)は米の発酵技術を使い皮脂抑制効果を持つ新成分を使ったスキンケアシリーズ「アクポレス」を発表した。老舗酒屋の勇心酒造(香川県綾川町)と連携、肌の状態が不安定になりがちな春以降に皮脂過剰による毛穴トラブルやにきびへの悩みに応えた製品として20~40歳代の女性に売り込む。4月24日に発売する。

アクポレスには米の発酵技術を応用した

 「アクポレス」の新製品には医薬部外品で新規有効成分として認められている「ライスパワーNo.6」を配合した。勇心酒造が開発した成分で、皮脂腺に直接働きかけることで皮脂分泌そのものを抑える。皮脂の合成量は8割以上抑えられるという。ラインアップは美容液やジェル、乳液などを含む5種類。

 皮脂は肌の水分を保つなど重要な役割を果たすが、過剰分泌されるとてかりで化粧崩れが起きやすくなったり、にきびができやすくなったりする。通常は30歳代になると皮脂量が落ち着いてくるが「食生活の変化などで最近では年齢が上がっても皮脂分泌量が下がらない人が増えている」(勇心酒造の徳山孝仁常務)。

 第一三共ヘルスケアは通販での化粧品事業に注力するため、2015年にアイムを買収した。アイムの17年2月期の売上高は100億円超だが、22年2月期には約2倍の200億円を目指す。

 勇心酒造は酒造会社だが、現在は化粧品向けなどの発酵関連の事業が主体で、ユニークな背景を持つ。アイムとは同じ香川県の企業で、車でも10分ほどの近距離。00年以降「ライスフォース」など別の製品でも連携しており、両社のコラボ製品は実際にタイやハワイの有名なスパなどに置かれている。沼田社長は「同郷の企業として香川から世界にいい製品を発信したい」と話している。(西岡杏)

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