元刑務官の再審請求、地裁が棄却 名古屋革手錠事件

2018/2/20 12:15
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名古屋刑務所(愛知県みよし市)で2002年、革手錠で腹部を締められた受刑者2人が死傷した事件で、特別公務員暴行陵虐致死傷罪などで有罪判決が確定した元刑務官4人の第2次再審請求について、名古屋地裁(斎藤千恵裁判長)は20日、請求を棄却する決定をした。

弁護側は革手錠による締め付けが死傷の原因ではないとする鑑定結果などを新証拠として提出したが、斎藤裁判長はいずれの証拠も「新規かつ明白な証拠には該当しない」と判断した。

4人は当時副看守長だった前田明彦元刑務官(56)ら。12年に懲役1~3年の執行猶予付きの有罪判決が最高裁で確定した。弁護側は同年に再審請求したが13年に棄却され、15年8月に第2次請求をしていた。

確定判決によると、前田元刑務官と別の刑務官1人は02年5月、受刑者の腹部に革手錠のベルトを強く締め付けるなどの暴行を加え、死亡させた。また4人は同年9月、別の受刑者を革手錠で締め、重傷を負わせた。

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