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サンウルブズ陣容厚く 「小さな闘将」流が新主将
スーパーラグビー、24日国内開幕

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2018/2/20 2:30
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 ラグビーの南半球最高峰リーグ、スーパーラグビー(SR)が24日、国内でも開幕する。日本チームのサンウルブズは今季、転機を迎えた。日本代表を率いるジェイミー・ジョセフ氏がサンウルブズのヘッドコーチ(HC)を兼任。日本代表の主力や海外の有力選手も増やし、陣容は厚くなった。いよいよ来年に迫った2019年ワールドカップ(W杯)日本大会へ向け、勝利が求められる。

 新しい陣立てで臨む今季のサンウルブズを率いるのは新しいリーダーだ。日本代表で伸び盛りの25歳、流大(サントリー)が共同主将に就任した。SRへの出場歴はゼロだが、率いたチームを3年連続で優勝させている“小さな闘将”。サンウルブズに新鮮な息吹をふき込もうとしている。

「ぶれずにチーム一丸」

新主将の流がサンウルブズのかじ取り役だ

新主将の流がサンウルブズのかじ取り役だ

 「ヘッズアップ!」(頭を上げよう)。舞う雪を吹き飛ばすように大声が響く。今月上旬、北九州市での合宿。体力トレーニングの合間、膝に手をついて呼吸を整えようとする選手がいたのを流は見逃さなかった。

 心の内をさらしかねない細かなしぐさをコントロールすることは、サントリーの主将として訴え続けてきたことでもある。試合の正念場、1人でも疲労や弱気をのぞかせれば相手の意気は上がる。撲滅には練習中から意識するしかない。

 3年前は帝京大の主将として大学日本一に輝いた。サントリーでも2016年から船頭役。豊富な経験からその役割をこう自覚する。「自分のプレーをしっかりすること。自分が一番ハードにトレーニングすること」

 決まりはもう1つあって「チームに必要なことは必ず言う」。その意味ではサントリーでの今季はやや試練だった。「(前年の)成功体験を引きずってハングリーさがなくなりそうな時も多かった。言いたくないことも言わないといけなくて、葛藤があった」。ただ、身長165センチの体には安易に流されぬ芯の強さも宿っている。嫌われ役になって周りを鼓舞する務めを「ぶれずにやれた」結果が、2年連続のトップリーグ優勝だった。

 国内での存在感は抜群ながら、南半球の強豪クラブが集うSRではまだ新人。サンウルブズには昨季途中から参加したが、ジャージーを着る機会はなかった。日本代表のキャップもまだ9だが、「勝たせるリーダー」としての実績が、主将に抜てきした一因とジョセフHCから伝えられた。

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