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営業支援のチャットブック、セールスフォースと提携

チャットボットによる営業支援を手がけるチャットブック(東京・港、小島舞子社長)は19日、米セールスフォース・ドットコムとの資本業務提携を発表した。セールスフォースの投資部門から出資を受け、今年前半に同社の営業支援システム(SFA)サービスと連携させる。法人営業に強い同社のプラットフォームを活用し、2018年秋までに500社・団体への納入をめざす。

自動会話サービスで、企業の製品・サービスに関心がある見込み客の獲得を支援する(写真はデモ画面)

チャットブックはこのほど第三者割当増資を実施し、セールスフォースの投資部門セールスフォース・ベンチャーズ、既存株主である独立系ベンチャーキャピタル(VC)のイーストベンチャーズ、ヤフーのVC子会社YJキャピタルの計3社から資金調達した。金額は非公表だが、数千万円とみられる。

チャットブックは人工知能(AI)が自動で会話するサービス「chatbook.ai」を開発する。プログラミングの知識がなくても容易にチャットボットを開発できるのが特徴だ。

現在はフェイスブックのメッセンジャーチャットに対応し、企業による新しいサービスや製品を出した際の満足度調査や顧客からのカタログ請求、仕事の依頼などに対応する。ユーザー側は使い慣れたメッセンジャーで気軽に問い合わせやすく、企業は見込み客の顧客化が容易になる効果が見込める。

資本提携を機に、セールスフォースのクラウド経由で営業にデータを管理、運用できるサービスと連携。すでにセールスフォースを使っている企業もチャットボットによるマーケティングが容易になる。

またセールスフォースが運営する、法人向けサービスを集めたマーケット「アップ・エクスチェンジ」に掲載され、販路拡大につながる。現状はミクシィやディップのネット系企業のほか、石川県加賀市にある加賀温泉郷など計20社・団体に採用された。小島社長は「リードタイムが長く高単価な商材を扱うウェブサービス系や人材系には特に力を入れたい」と語る。

またボットを1つ作るとフェイスブック以外にも連携できるプラットフォームを今春にも提供する計画だ。

小島社長は早稲田大学在学中に起業したスタートアップ企業の最高技術責任者(CTO)を経て16年9月にチャットブックの前身であるヘクトを設立した。YJキャピタルとイーストベンチャーズの育成プログラム「コード・リパブリック」に採択され両社の出資を受けた。また17年には、米フェイスブックの開発者向けプログラム「FbStart」にも採択されている。

(企業報道部 加藤貴行)

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