2019年7月16日(火)

超低周波音 宇宙観測へ 高知工科大、ロケットに装置搭載

2018/2/16 21:31
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高知工科大学は16日、ロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)が今春打ち上げる小型ロケット「MOMO(モモ)」に、津波防災用などに実用化を進めている超低周波音の計測装置を搭載すると発表した。

打ち上げを発表した稲川社長(左)や山本教授(中)

これまで難しかった希薄大気中でのデータを取得・分析することで、津波や火山噴火などの観測精度向上に生かす。同ロケットに観測装置を載せるのは今回が初めて。

全長10メートル、直径50センチのロケットの先端部分の空間に、名刺大で厚さ約2センチに小型化した「インフラサウンドセンサー」を搭載し、高度約100キロまで打ち上げる。地上とロケット内部から発する音源を約4分間、ほぼ無重力に近い空間で計測できる。

センサーは同大の山本真行教授が開発し、人間に感知できない0.05~20ヘルツの超低周波音を観測できる。黒潮町など高知県内14カ所に設置するなど、災害対策用として実証実験を進めている。

インターステラは実業家の堀江貴文さんらが創業し、商業打ち上げを目指している。昨夏に大樹町で打ち上げた1号機は目標の高度100キロの宇宙空間には届かなかった。同日、工科大で発表した稲川貴大社長は「安価に継続して実験の機会を提供できるようにしたい」と話した。

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