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4回転成功にファン感涙 「ユヅ頑張れ!」男子SP

平昌五輪フィギュア

【平昌=桜田優樹】平昌五輪フィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)で16日、五輪連覇を目指す羽生結弦選手(23)が会心の演技で復活を見せつけた。初出場の宇野昌磨選手(20)も安定した演技で3位に。日本の二大エースがメダルにぐっと近づき、17日のフリーに向け決意を新たにした。

演技が終わった瞬間、羽生選手は自信にあふれた表情を見せた。3カ月前に右足首を負傷。2カ月にわたり氷から離れたが、その影響を全く感じさせない堂々とした姿だった。インタビューでは「点数に満足している」と語った。

コーチと固い握手を交わしてリンクに立った羽生選手が選んだ曲はショパンの「バラード第1番」。静まり返った会場にピアノの旋律が鳴り、直立姿勢で目を閉じた羽生選手がゆっくりと滑り出すのを観客が食い入るように見つめた。4回転ジャンプなどを軽やかに成功させるたび「よしっ」「やったー」と歓声に包まれた。

演技終了後、羽生選手お気に入りのキャラクター「プーさん」のぬいぐるみがファンから投げ込まれるなか、「ありがとうございました」と口を動かしながら何度も客席に向かって頭を下げた。今季、自らが出した世界最高得点(112.72)に迫る111.68。人さし指を立てて「1」を3回示し、納得したようにうなずいた。

日本から駆け付けた女性ファンらが「ユヅ頑張れ!」と声援を送り、観客席を日の丸が埋め尽くした。

「言葉にならない素晴らしい演技だった」。千葉県市川市から応援に駆け付けた中学校教諭、渋谷真理さん(55)は序盤でジャンプを成功させた時点で目に涙を浮かべていた。

東日本大震災で被災しながら努力を重ねる姿を見てファンになったという渋谷さん。「ソチ大会は震災を乗り越え、今回は出場が危ぶまれるほどのケガを克服した。勇気をもらえる演技だった」と振り返った。

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