JR九州、117本減便を正式発表 3月ダイヤ改正
JR九州は16日、3月のダイヤ改正で1日あたりの運行本数を117本削減すると正式に発表した。削減幅は過去最大で鉄道事業の収支改善につなげる。ダイヤ改正を巡っては去年12月の計画公表後、沿線自治体から見直しを求める要望が相次いでいた。一部路線で通学に配慮して臨時便を運行するものの、そのほかは利用者の生活に大きな影響はないと判断、予定通りの削減本数とする。
吉都線では減便で通学が困難になる利用者が出ることが明らかになったため、平日の最終便に臨時便を運行し対応する。
3月17日のダイヤ改正では、1日当たりの運行本数が現行より117本減って3011本になる。ダイヤ改正に反対する自治体からは「地方創生の取り組みに逆風だ」などの声が上がっていた。