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SC軽井沢ク、英に敗れても手応えあり

カーリング男子

ノルウェー、英国の難敵相手に1勝1敗のスタート。カーリング男子のSC軽井沢クは大舞台でも気負うことなく、いつもの通りの攻撃的なカーリングを披露できている。

初戦のノルウェーは2010年バンクーバー五輪銀メダル、14年には世界王者になった強豪チームだったが、第1エンドから正確なショットでストーンを配置して、狙い通りのゲームに持ち込んだ。

英国戦でショットを放つ両角友(中)=鎌田健一郎撮影

スコアは6-4と接戦になっても、複数得点は一度も許さなかった。スキップの指示通りに投げられたかを評価するショット成功率も上回った。主導権を握っての快勝だったと思う。

続く英国も4強進出の常連組。日本は初戦より要所でのドロー(置きにいくショット)に苦しみ、我慢する展開が続いた。わずかに距離が足りなかったり、微妙に位置がずれたりなど、置きたい場所にストーンを置けないと苦しい展開になる。それでも粘って大きく崩れずに食い下がった。

後半はショット成功率が上がりペースをつかみかけたが、ピンチになっても日本のストーンをまとめてはじき出す英国のテークアウトショットが好調で、追い込みながらも及ばなかった。

残念だったのは4-5で迎えた第9エンドの最終ショット。スキップ両角友が2点を狙ったものの、英国のストーンが内側に残って1点止まり。後攻が有利なカーリングで、同点の最終エンドを先攻で迎えては厳しい。

ショットの精度のズレは微妙なものだ。特に狙った場所に止めるのは難しい。氷の状態は試合中にも刻々と変化するし、シートごとに用意されるストーンのクセもある。まったく同じ速さ、強さで投げても40メートル先ではストーン1個分違っていたりする。ちょっとした感覚の違いを簡単に修正できる時もあれば、そうでない時もある。

大会が始まったばかりのこの時期は、情報がまだ少ないため、思っているより曲がらなかったり、曲がりすぎたりといったミスが起きやすい。チームで十分にコミュニケーションを取って、氷やライン、ストーンについての情報を共有して対応することが必要になる。

英国戦は落としたとはいえ、SC軽井沢クのメンバーは手応えを感じていると思う。1次リーグは残り7試合もある。ショットの精度を高めて得意の攻めのカーリングを続ければ、さらに勝ち星を重ねていくことが期待できる。

(カーリング現役選手 松村雄太)

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