2018年11月20日(火)

浜松医科大、滑りにくい手袋 帝人系と共同開発

2018/2/15 22:30
保存
共有
印刷
その他

浜松医科大学(浜松市)は抗がん剤治療などで指紋が消失したがん患者などの生活に役立つ、滑りにくい手袋「ナノぴた」を帝人フロンティア(大阪市)と共同で開発した。

がんの薬物療法では指紋の消失のほか、末梢(まっしょう)神経障害による指先のしびれや手に力が入らないなどの副作用がある。ナノぴたを使えば、紙がめくれなかったり瓶のキャップが開けられなかったりといった生活上の不便を解消できるという。

手のひら側に帝人が開発した直径700ナノ(ナノは10億分の1)メートルのポリエステルナノファイバー「ナノフロント」を使用した。同素材の表面構造がニホンヤモリやユリクビナガハムシなど壁や天井にくっつく生物の足先の構造に類似していることから、浜松医科大が共同開発を提案したという。

ナノぴたは夏用と冬用の2タイプを展開する。帝人フロンティアが今秋ごろから国内の医療商社を中心に提案を始める予定。商社への卸売価格は今後詰める。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報