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オフィスコーヒー商戦熱く スタバも参入

スターバックスコーヒージャパン(東京・品川)は15日、オフィス内でコーヒーを販売すると発表した。企業と契約し、専用のコーヒーマシンを社員食堂などに設置する。職場で喫茶を楽しむ「オフィスコーヒー」は、コンビニエンスストアなど異業種との競争が激しくなっている。スタバはオフィスに入り込むことで、成長市場の取り込みを急ぐ。

「カフェラテ」や「カプチーノ」など20種類を提供するコーヒーマシンを開発した。ホットとアイスに対応し、店舗と同じ味わいを楽しめるという。スタバが企業とリース契約を結び、社員食堂やカフェテリアにマシンを設置する。5年で現在の店舗数の4割弱に相当する500カ所の設置を目指す。

当初は常駐するスタッフが注文を受けて、コーヒーを提供する。価格は導入企業の判断となるが、カフェラテでSサイズ税別330円など店頭価格に近い水準を見込む。

スタバの17年9月期の売上高は前の期比6.4%増の1709億円と、過去最高を記録した。年100店のペースで出店を続けるが、オフィス街の店舗では混雑を嫌って来店しない顧客も少なくないという。

スタバは勤務中の好きな時間にコーヒーを楽しめるオフィス内にも拠点網を広げることで、オフィスで働く人の需要を深掘りする。水口貴文・最高経営責任者(CEO)は「働き方改革の一環で企業内のカフェスペースの需要は拡大している」と指摘する。

ただ、オフィスコーヒーを巡っては、競争も激しくなっている。オフィス内のカフェスペース獲得では、ネスレ日本が先行する。

同社は12年から、オフィスなどに無料でコーヒーマシンを貸し出す「ネスカフェアンバサダー」を展開。アンバサダーと呼ぶマシンの管理人が専用のコーヒーカートリッジを購入し、飲用者からコーヒー代金を回収する仕組みで、アンバサダーは約40万人まで増えた。高岡浩三社長は「まだ入っていける場所は無限大にある」と話す。

コンビニも攻勢をかける。最大手のセブン―イレブン・ジャパンは17年度に16年度比1割増の10億杯の販売を見込む。3月上旬には風味を全面刷新し、18年度は11億杯を目指す。

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